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学と遊

先日、松尾芭蕉が北関東を訪れた場所や文章を時系列にしたパンフレットを見つけた。
なかなか面白いので部屋に貼ってたまにぼんやり眺めている。
奥の細道で有名な松尾芭蕉には弟子の曾良という随行者が居て芭蕉の旅に付き添い、日々の雑事を記録している。
パンフレットには時系列で曾良の日記も載っており、内容を比べてみると非常に面白い。
芭蕉が梢だの緑だのひたすら抒情的な文章を書いているそばで、どこそこに泊まっただの、金はいくらかかっただの、急に雨が降ってきただのとにかく現実的で生々しい。
もちろん元の本を読破したわけではないので全てその限りでもないのだろうが、旅情を美しく描いたといわれる奥の細道にはそんな裏話があったんだなぁと感心した。

幼獣は他の兄弟や母親との遊びで社会性を身に着ける。
子狐が草叢で兄弟に飛び掛かり首筋を甘噛みする。それは親狐の視点からは学びであり、子狐の視点からは遊びであろう。その行為は成獣となった時、獲物に飛び掛かり喉笛を嚙みちぎって絶命させる事と地続きだ。
もしかしたら学びとは遊びの随行者であるのかも知れない。いや、逆だろうか…。

壁を睨み付けてそんなことをぼんやり考えていたらだんだん暑くて苦しくなってきた。そういえば今日は猛暑日らしい。私は溜息をつきながら蒸し暑い廊下へ出て冷たい麦茶を飲むためにキッチンへと向かった。


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古倉 のぶ雪
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かんがえたことの 
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