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夜の田圃

田圃に水が張られだす季節になってきました。
春に拭く暴風に合わせて植物たちが胞子を飛ばし、闇に紛れて幾多の動物が叢をかき分けます。
暖かい夜風がカーテンを揺らし、まだ仕事を続ける炬燵やストーブは梅雨の寒い夜を待ち続けます。
こんな時期に農業用の広い道路をドライブするのが好きです。
両側に広がる大地には水が張られた田圃が湖のように広がっていて、所々にある街頭や夜更かししている窓の光を反射してとても幻想的な景色になります。
今後どうしようか、このことはどう思うか。
真面目な話の合間に目にとまる湖面の輝きは海面遠く輝く漁り火のようです。
季節が巡れば月の光を受けた田圃が一面に黄金色の稲穂を実らせます。
その前には長く続く梅雨や雷が鳴り響く初夏があります。
稲穂がたくさん実るためにはたくさんの季節と風と雨と雷と太陽をその身に浴びなくてはなりません。
それはとても大変なことなのでしょうが必要なことでもあります。
田は収穫が本懐であっても、この静かな湖面に浮かんでいるような夜の景色がたまらなく好きです。

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プロフィール

HN:
古倉 のぶ雪
性別:
男性
自己紹介:
まいにち 
かんがえたことの 
きろく

創作で漫画を描いています。
漫画等に関するご連絡はお問い合わせまでお願いいたします。

《願望》
世の中は
いつも月夜と米の飯
それにつけても金の欲しさよ

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